写真を撮る際に気をつけてほしいこと
送っていただく写真は、基本的には普通のスナップ写真で大丈夫です。
ただし、作品を作る上で注意してほしい点がありますので、送っていただく前に確認していただけると幸いです。
最近のデジカメは非常に良くできていますので、ちょっとしたコツを知るだけで大分写真の出来が変わってきます。
うまく撮ればプロ並みの写真も撮れますよ♪
悪い写真の例
写真が暗い
制作する際にある程度明るさは補正出来ますが、写真が暗いと色が分かりづらく細かい部分の再現が難しくなります。
手ぶれ・ピンボケ
遠近法による背景のぼかしなどは別としてモチーフそのものがピンボケしていると細部が判断できず制作に支障をきたします。
モチーフが遠すぎる
インスタントカメラによくあるのが遠距離のアングルの写真です。これも他の例同様細部が判断できないので、ご遠慮いただいております。
キレイに撮るコツ
とにかく、たくさん撮る
意外と皆さんあまりご存じなかったりするのですが、プロのカメラマンはモデルなどを撮影する時に、1000枚2000枚もの大量の枚数を撮りますが、実際に使用する写真はホンの10枚程度だったりします。
プロのカメラマンでさえ、大量に撮ったうちの一握りしか「良い写真」が撮れないように私たちが1回や2回でキレイな写真を撮るのは至難の業と言えます。というかプロのカメラマンですら厳しいです。
数打てば当たるではないですが、もし作品専用の写真をこれから撮ろうとお考えの方は、是非最低でも100枚は撮って下さい。100枚ほど撮りますと不思議と素敵なショットが1枚2枚が撮れます。
ピントをうまく合わせる
ピントを合わせたい対象が中心からずれている時に、ピントが背景に合ってしまったりすることがよくあるかと思います。
最近のデジカメはシャッターを半押しした時にピントが中心のモノに合うため、そのまま普通に撮るとピントを合わせたいところに合ってくれません。
撮影する時は、まず中心にピントを合わせたい対象をもってきます。その状態でシャッターを半押しします。ピピっとピントが合う音がしたら、その状態で撮りたい構図にずらしてからシャッターを押してください。
撮る瞬間に気をつけたいこと
皆さん、シャッターを押す瞬間はどのようにしていますか?
手ぶれを最小限に抑えるコツは、ワキを締め、シャッターを押す瞬間に息を止めることです。これだけで大分手ぶれを抑えることができます。
人間は心臓も動いていますし、二足歩行という不安定な状態にありますので、手ぶれはある種避けられないものでもあります。
シャッタースピードがどうしても遅くなってしまう環境では、三脚を使用することもおすすめします。